自民党参議院議員 梶原大介の基本理念を紹介します。

基本理念

食の安全保障・農林水産業振興

これまでの新型コロナの感染拡大による輸出入の制限や安全保障の厳しさが増す状況のなかで、食料の安定供給の確保は国の最重要の責務であるとの認識のもと、食料自給率と自給力の向上に努めていきます。
多様な需要に応じた農産物の生産拡大や、輸入依存度の高い品目の国産原料への切り替え支援、土地改良事業の推進、スマート農業の社会実装の加速化、新規就農者の育成支援を推進していきます。また、「水産大国日本」の復活に向け、新規就業者対策、加工・流通・消費対策などを推進していきます。
また、森林整備・治山対策等を着実に進めるとともに、森林・林業・木材産業による「グリーン成長」の実現に向け、スマート林業等で伐採から再造林・保育の収支のプラス転換への取り組みを進めます。そして、農林水産業を成長産業化することにより、地方と地域の伝統文化を守ることができる活力ある地域づくりに繋げていきます。

経済安全保障・ものづくり

我が国の生存、独立、繁栄を経済面から確保していく為に経済安全保障の様々な関連政策を推進していきます。
エネルギーの安定供給や、経済安全保障上重要なサプライチェーン強靭化に取り組むとともに、科学技術立国の実現に向けて、量子、AI、バイオ、グリーン、宇宙、海洋、再生医療などの先端技術開発支援を強化していきます。
また、起業(スタートアップ)への資金供給、研究開発・事業化、人材育成や公共調達の取り組みの抜本強化を目指します。

社会保障

人生100年時代をむかえ、全ての世代が安心できる持続可能な年金・医療・介護などの全世代型社会保障の構築に取り組んでいきます。
子育て世代には、支援を必要とするすべての親子を対象に一体的に支援する拠点をつくり、子供や家庭の支援体制を強化するとともに、子供の貧困・虐待対策を推し進めます。
また、生涯現役、年齢にかかわらない就業や多様な社会参加、人と地域とのつながりや支えあいなどによって幸せを実感できる「幸齢社会」を目指していきます。

外交・安全保障

現在の世界や我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増すなかで、我が国の主権、国民の生命、領土・領海・領空を守り抜く為に、防衛力の抜本的強化が必要です。そのための、我が国への武力攻撃に対する反撃能力の保有などの防衛能力強化と体制構築に努めるとともに、海上保安庁の体制拡充と自衛隊との連携強化などに努めていきます。
また、国際社会の平和と安定の実現の為に日本が果たしていくべき役割として、法の支配と基本的人権の尊重に基づく司法外交を推進します。

インフラ整備・国土強靭化

先人からあずかったこの国土を、より安全にすることに努めながら、次の世代へ託していくことは今を生きる私たちの責務であると思っています。
南海トラフ地震や激甚化・頻発化する豪雨、風水害などの多くの自然災害から国民の命や生活を守るため、インフラの老朽化・耐震化対策や、災害発生時の道路・鉄道・空港・港湾、電力などのライフラインの維持など、防災減災・国土強靭化の取り組みをさらに推し進めていきます。また、東日本大震災やこれまでの多くの災害からの復興・復旧に努め、将来を担う子供たちに命を守るための防災教育を推進し、災害に強い国づくりを目指します。

憲法改正

これまで自民党は、「国民主権」、「基本的人権の尊重」、「平和主義」の3つの基本原理は堅持しつつ、安全保障環境や社会の変化など時代の要請に応えるための憲法改正に向け、①自衛隊の明記、②緊急事態対応、③合区の解消・地方公共団体、④教育の充実の4項目を提示してきました。
先人から受け継いだこの国を次の世代へ託していく為に普遍的に守るべきものは何か、時代に即して変えていくべきものは何か、国民全体で考え、議論し、必要な改正を行うことによって、国民自身の手で国の形をつくるための憲法改正を目指していきます。

自由民主党 参議院議員 梶原大介