活動報告

双葉電子工業 ドローン視察

6月23日

「蛍光表示管」「金型用部品」「ラジコン機器」の専門メーカーの双葉電子工業さんと通信企業のソフトバンクさんが共同開発された国産ドローンを視察してきました。様々なシーンに必要な機能を備えたドローンを開発されており、以下、複数のデモストレーションを拝見。ドローンの有効活用につき、意見交換をすることができました。

①ドローンの基本性能(RTK技術で誤差数cmで目印に着地できる)+強風環境下での走行②放射熱を視覚化できる赤外線カメラを搭載したドローン(遭難での人検知や太陽光パネルの点検などで活用)③大型20kg、小型3kgの荷物が運べる物流配送ドローン④周知や告知に有効な高性能スピーカーを搭載したドローン⑤安全機能として非常停止した場合でも衝撃を吸収し、着地ができるパラシュート搭載ドローン

地震や台風、津波など災害が多い日本では、災害対応でのドローン活用は極めて高い期待があります。ドローンを有効活用することで、人が危険をおかさず遠隔で迅速かつ的確に被害状況を把握したり、人が立ち入れない場所でも被災調査が可能になったり、救助活動で大いに役立ちますし、洪水や津波、道路封鎖などで孤立してしまった被災地へ、日用品や薬などの必需品を配送するのにも大変有効です。

また、災害のような非常時ばかりではなく、まさに高知県もそうですが、全国の中山間地域や過疎地域、島しょ部などでは日用品の物流配送課題の効率化、解決策としてドローンに注目している自治体も少なくありません。

ドローンがなくてはならない時代になりつつある一方で、災害のような厳しい条件下で必要な機能性、高い安全性を備え、かつ、何かあった時だけではなく、常時の配送や点検などでも活用できて、コスト面でもバランスがとれるようなドローンの活用の在り方を自治体が自前で考え、実装すること(どのようなものを、どのように配置すればよいか、適切な判断をし、予算組みして、導入する)は、容易ではないとの問題意識も改めて共有することができました。

ユースケースを示すことなども含め、自治体等の期待に応えられる信頼度の高いドローンの普及、活用を推進するため、国の後押しが今後も重要だと考えています。